抱き枕道 阿修羅の章

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【表・全身】

オーソドックスで使い勝手の良さそうな構図。
公式設定で身長153cm B/W/H：80(C)/57/81。特に不自然さは感じません。


【表・顔】

頭部余白　：　4cm 　視線の位置　：　21cm 　顔サイズ　：　約25cm

ほぼサンプルからの推定通り。パッと見た印象に対して意外に顔サイズが大きめですが、まず適正値です。
中身がパンパンに詰まった本体でない限りは、この位の頭部余白が最もしっくりきます。


【表・顔アップ】

くりっとした大きな瞳が可愛い。
ちょっと困ったような笑みで、抱き枕としての表情も問題ありません。


【表・胸】

乳首の輪郭が太い黒線で描かれているため、かなり違和感を感じます。
ここは黒使っちゃ駄目でしょう。


【表・下腹部】

パンツに張り付くスジという表現もまた良し。
スジも見せないのにむりやりパンツを脱がすよりは、こういう表現のほうがずっと良い。


【表・胴体】

なんか全体的に主線がぼんやりしています。


【表・脚】



【表・足先】



続いて裏面

【裏・全身】

なんてことない構図ですが（それは癖がなく使いやすいと同義である）、表情のおかげでとてつもなくエロく感じます。


【裏・顔】

頭部余白　：　5cm 　視線の位置　：　21cm 　顔サイズ　：　約24cm

数値的には表と同じく適正値です。


【裏・顔アップ】

素晴らしい。まさに抱き枕のための表情と言えるでしょう。
クールな毒舌キャラということを意識して見ると、より味わい深く感じます。


【裏・胸】

裏面の乳首も黒線を使っていて違和感。


【裏・下腹部】

汁でスジを隠す手法。悪くない。


【裏・胴体】

うーん、なんか細部の描き込みが甘い。
本来なら色の濃淡だけで表現するべき部分に、ラフ段階で描いたと思われる線が残っているような部分が散見されます。
意図してやっているのか作者の癖なのかは知りませんが、抱き枕の表現としてはミスマッチな気が。


【裏・脚】



【裏・足先】



【線の描画】【塗り】【生地】
上でも書きましたが、主線がぼんやりしている部分がいくつか確認できます。それでも顔周辺は安定しているのが救いか。
塗りに関しても、なんか妙にもっさりしているというか、ぼんやりしているというか、そんな印象。
生地はA&Jのライクトロンです。


【総評】
　
顔周辺の出来が素晴らしい反面、顔から下の完成度の微妙な低さがもったいないカバーです。
抱いて寝るだけなら問題ないどころか、並みのカバーでは太刀打ちできない位良いのですが、
全身prprして楽しみたい！というような人にとっては厳しいかも。
乳首の描写がアレなので余計に・・・
ちなみに私は抱き枕カバーの出来は８割は顔周辺で決まると悟っているので、この位なら十分許容できます。
（2015/03）