抱き枕道阿修羅の章「トモセシュンサク描きおろし抱き枕カバー」レビュー

スリービイから発売されたトモセシュンサク描きおろしのオリジナル抱き枕カバーです。
初出は２０１０年の夏コミで、事後通販もされました。また、何度か再販もされています。

【以下、１８歳未満の方の閲覧を禁止します】

【表・全身】

かなり露骨なフレンチメイドスタイル。ここまで露骨だと単なるコスプレにしか見えないのですが、それでも可愛いものは可愛い。
まあ、大真面目にビクトリアスタイルのメイド姿を描かれても、それはそれで困るのだが。

【表・顔アップ】

　頭部余白　：　8cm

　視線の位置　：　24cm

　顔サイズ　：　約23cm

顔まわりは全て適正値。

【表・さらに顔アップ】

穏やかな笑顔。トモセシュンサクと言うと、挑発するような笑顔の女の子というイメージがありますが、抱き枕ならこの位が丁度良いと思います。

【表・胸】

フレンチメイドっていいね！と思わせてくれる胸元。
それは良いのですが、腕やら肩まわり、ちょっと手抜きすぎじゃね？

【表・腹部から下腹部】

当然の如くガーターベルト。

【表・胴体全体】

胸に比べて腰のボリュームが足りないと思う。

【表・脚】

この辺は完全に手抜き。

【表・足先】

同上。

続いて裏面

【裏・全身】

下半身のボリュームが足りないせいか、体のバランスがかなり悪く感じる。抱いている時には見えないとはいえ、これはかなり気になる。

【裏・顔アップ】

　頭部余白　：　8cm

　視線の位置　：　22cm

　顔サイズ　：　約23cm

メイドさんを拘束してベッドに押し倒すの図。

【裏・さらに顔アップ】

この手の焦燥感の混じった表情は好みが分かれそうですが、状況を考えれば有りかと。大口開けているわけでもないし。

【裏・胸】

トモセシュンサクといえば、このリアルな巨乳。

【裏・腹部から下腹部】

この描写だとあるべき場所にスジがないようにしか見えないわけで、ここはもう一工夫欲しかった。

【裏・胴体全体】

こうして見ると、腰まわりのボリュームが全然足りていないことが一目瞭然。
首周辺や下着の質感など、不満の残るところもちらほら。

【裏・脚】

脚が細すぎる。それにのっぺりしすぎである。

【裏・足先】

【線の描画】【塗り】【生地】
主線は細くもなく太くもなく。生地は鉄板A&Jの2WAYトリコット。

【総評】
表・全身

抱き枕において特に重要な顔まわりの出来は良いので、単に抱いて寝るだけならそれほど悪くないカバーです。胸の描写も見るべきものがありますし。
しかしながら裏の体のバランスが悪かったり、細かい部分で手抜きが目立つなど、クオリティに不満が残る部分も多数。もっと頑張って欲しかった。
（2014/09）

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